――2頁目。


セピア今日こそ運を上げる!

――前回からリアルでは一日経ってます。
ここで、発言方法についてのセオリーを説明。
キャラの発言は「」で囲み、通常発言または語頭に『PL:』をつけるとプレイヤーの発言。と。
この限りではありませんけど、決めておいた方がわかりやすいので。


セピアわかりました!
レルドPL:わかりました〜(早速
GM : では、シナリオ再開と相成ります。
セピア「へくしゅっ!」 (くしゃみ)
GM : とりあえず、全身びしょ濡れのセピアさんですが…。
セピア「服がびしょ濡れ〜…」

――萌え所到来。


レックス (NPC) : 「このままじゃカゼひいちゃうよね…。着替えとか持ってる…ワケないか」
レックス (NPC) : 「彼女の服が乾くまで、休憩していこうか?」
レルド「セピア、休憩するか?」
セピア「する〜…」(震え)
レルド「それじゃ、薪とか探さないとな…」
セピア私はここで座ってる〜…(その場に座り込む)
レックス (NPC) : 「じゃあ、ちょっとまってて」
セピア「はい〜…くんしゅん!」
レルド「…本当に大丈夫か?」
GM : レックスは、懐から、掌大くらいのサイズの棒状のものを幾つか取り出しました。
セピア「大丈夫大丈夫♪」(笑)
GM : それを、薪をくべるように置いて、更に懐からサモナイト石を取りだし、召喚術を唱えます。
GM : 薪のようにくべられた棒状のものが発火し、大きな焚き火になりました。
レルド「え? …レックスさん、まさか…」
セピア「召喚術!?」
レックス (NPC) : 「さ、セピアさん。火のそばに」
セピア「あっ、はい!」(火のそばに寄る)

――このイベント、僕の予定外でした。元々、フルアドリブシナリオではあるんですが。
因みに、レックスが使った棒状のものは焚き火用の軍用品という設定です。正味な話、咄嗟の思い付きでした。


GM : では、今から暫く、焚き火を囲んでの休憩です。
GM : 特に雑談がなければ、シーン変わりますが。
セピアPL;シーン変わっていいですよw
レルドPL:うん、面倒がない(ぉぃ
レルドPL:訊かれる側ならともかく、訊くことは訊いちゃったしな…
セピアPL;まあね(苦笑)

――この時のレックスの心理状態が、悠々と二人に質問できるものじゃなかったのです。
ホントは、一刻も早くはぐれ退治を終えたくて、心ここにあらず、というか?
何はともあれ、特に何事もなく休憩終了。


GM : 休憩終了後、暫く歩いて、目的地へと到着しました。
セピア「やっと到着ー♪」
レルド「へ〜…ここが…」
GM : 因みに、森です。目的地。
レルド「結構、綺麗だな…もう少し、暗いところと思っていたが」
セピア「で、ココにはぐれが本当にいるのかね?」(レルドに小声で)
レックス (NPC) : 「軍の調査によると、この森に棲んでるはぐれがいるはずなんだ」
レルド「!!」
セピア「?どうしたのレルド?」
GM : どうしました?<レルドさん
レルドPL:勝手に気配感じちゃダメですかね〜(せっかちな

――正直、これこそ僕の予定外だった(笑)。
本当は、大体のイベント地点などを記した地図などを事前に用意しておくものですが、今回はそれもなかったし…。
とはいえ、この程度のアクシデント、繋げられなきゃGMは務まらない。
急遽、ここでエンカウントイベント。バトルシーンを挿入。


レルド「……居る…」
GM : では、森の入口に差し掛かった所で、突然、正体不明の影が茂みの中から飛びかかってきました!
セピア「え?」(まだ気づいていない)
??? (NPC) : 「ゲルルー!」 2D6 → 4 + 1 + (4) = 9
GM : 回避判定をお願いします。レルドさん「5」、セピアさん「3」でダイスを。
レルド「くっ!」2D6 → 2 + 6 + (5) = 13
セピア「わっ!」 2D6 → 6 + 5 + (3) = 14
レックス (NPC) : 「なっ…」 2D6 → 1 + 5 + (4) = 10
GM : 三人とも、見事に回避。セピアさん、逃げ足は早い! 後から反応したのにレルドさんより早い!(笑)
セピア「こんの!」(ついでに蹴りを入れる)

――セピアさんの蹴りは演出なので、ダメージなどはナシ。


GM : 突然の奇襲の正体は、どうやら、はぐれ召喚獣らしい「ゼリー」が三体です。
レルド「こういうのは報奨金、どれくらい出るのかな?」(武器を用意する)
セピア「高くないとね」(ナイフを両手の指の間に挟む)
レックス (NPC) : 「いや…こいつらは、軍に討伐依頼があったのと別のやつだよ…」
GM : では、今からバトルシーンに入ります。いくつか解説しますね。

――ここで、「補足」項目に関する解説をしました。
ぶっちゃけ、セリフの後についてるHPやMP表示のさせ方。


GM : はい、OKです。戦闘でダメージを受けたりしてHPが減ったら、その数値を引き算して減らしてくださいね。
セピアPL;了解 (HP:30 MP:50)
レルドPL:じゃあ、電卓いるじゃん!(エクセルは使えない人 (HP:50 MP:20)
GM : いや、そんな複雑な計算はしませんから。(笑)
レルドPL:まあ、一応(笑) (HP:50 MP:20)
レックス (NPC) : 「こいつらも人間を警戒してる…。だったら、逃げても…(と、軍刀を抜く)」
ゼリー×3 (NPC) : 「ゲルルー!」
セピア「倒して進むだけですね…」 (HP:30 MP:50)
レルド「そのようだな」(武器を構える) (HP:50 MP:20)
GM : では、戦闘開始です。敏捷値の高い順に行動します。全員が[行動済]となった時点で、1ターン終了になります。

――ここで戦闘の解説も入れました。
戦闘は、ターン開始時に全員が[未行動]状態となります。
[未行動]のキャラには[マイナー]と[メジャー]の二つのアクションを行う権利があります。
本当は色々あるんですが、今回は簡易ルールなので、その色々は端折ってあります。
簡単に言えば、移動と攻撃を行う権利があるって事ですね。


レルドPL:おお、シュミレーションっぽいw (HP:50 MP:20)
セピアPL;なるほどw (HP:30 MP:50)
GM : キャラの移動力など、本来は細かい設定がありますが、今は特にそういうルールありませんので、大体の気分でいきます。(笑) (HP: MP:)
GM : 敏捷値はレルドさんが一番、続いて、レックス、セピアさん、ゼリーです。 (HP: MP:)
セピアPL;りょかw (HP:30 MP:50)
レックス (NPC) : レルドさん、行動どうぞ。
レルドPL:了解。 (HP:50 MP:20)
レルドPL:なにをすれば(汗 (HP:50 MP:20)
GM : 本来は、ここで敵との距離だとかの設定がありますが、今は省略しますので…。
レルドPL:じゃ攻撃? てか緊張感のない戦いだな(苦笑) (HP:50 MP:20)

――プラクティスモードですので(笑)。


GM : 攻撃を行う宣言をしてください。レルドさんの攻撃能力は「命中:2D6+4」「攻撃:3D6+3」「回避:2D6+5」です。
GM : まずは、「命中判定」を行ってください。ここで、掛け声入れてもいいです。
レルド「はっ!!」 2D6 → 3 + 1 + (4) = 8 (HP:50 MP:20)
ゼリー×3 (NPC) : 「ゲルッ!」 こちらは、回避判定です。 2D6 → 2 + 3 + (3) = 8
GM : 残念ながらレルドさんの攻撃は回避されました。数値が同じだった場合、対応側が優先される基礎ルールがあるので。

――ここで、前回同様、嵐崎さんから時間的な限界を告白される。
ってことで、今回はこの戦闘終了で区切るという事に。


レルド「ちっ!」 (HP:50 MP:20)
GM : 因みに、例えば今、レルドさんが攻撃ミスった事で、セピアさんなりが何か言うのもアリです。
セピアPL;いいんですか!? (HP:30 MP:50)
GM : 根本的には、一緒に戦ってる最中ってシーンなので。そういう気分で、出来ると思われる範囲なら。
セピア「おしい〜〜!」 (HP:30 MP:50)
レックス (NPC) : 「二人とも、敵が小さいからって油断しないで!」 2D6 → 1 + 2 + (4) = 7
ゼリー×3 (NPC) : 回避ー! 2D6 → 3 + 4 + (3) = 10
レックス (NPC) : 「くそっ、すばしっこい…!」
セピア「レックスさん!」 (HP:30 MP:50)
レルド「意外と速いものだな…」 (HP:50 MP:20)
セピア「あもー、早すぎ!」 (HP:30 MP:50)
GM : 次、セピアさんです。セピアさんの命中は「3D6」に修正値「2」です。サイコロの「2D6」ってなってる「2」を「3」に変えて判定してください。
セピア「早く先に進みたいのに!!」(怒りモード) 3D6 → 4 + 2 + 1 + (2) = 9 (HP:30 MP:50)
ゼリー×3 (NPC) : 回避! 2D6 → 3 + 6 + (3) = 12
GM : このゼリー強い!(笑)
セピア「ムッカー!!」(怒りモード) (HP:30 MP:50)
セピア(でたらめにナイフを投げる) (HP:30 MP:50)
レルド「落ち着け!慌てたら、それこそ当たらないぞ!」 (HP:50 MP:20)
セピア「だってー!」 (HP:30 MP:50)
ゼリー×3 (NPC) : では、次にゼリーの攻撃です。レルドさんに攻撃! 2D6 → 5 + 6 + (3) = 14

――ゼリー、張り切ってます。マジで出目が強い。


レルド「ぐっ!(回避)」 2D6 → 4 + 4 + (5) = 13 (HP:50 MP:20)
セピア「危ないレルド!!」 (HP:30 MP:50)
ゼリー×3 (NPC) : ゼリーの攻撃がレルドさんにヒットです。命中した後、攻撃力によるダメージ判定となります。ゼリーの攻撃力は2D6+5!
ゼリー×3 (NPC)2D6 → 3 + 4 + (5) = 12
GM : レルドさんに12点のダメージですが、レルドさんは防御力が5ありますので、12-5で、ダメージは7点です。
レルド「がっ!(胸を押さえる)」 (HP:43 MP:20)
セピア「レルド大丈夫!?」(慌てて駆け寄る) (HP:30 MP:50)
レルド「あ、あぁ…」(胸をさする) (HP:43 MP:20)
GM : この時点で、全員が行動済となりましたので、2ターン目に移ります。以後、繰り返しです。
セピア「こんの……」(ゼリーを睨む) (HP:30 MP:50)
GM : 再びレルドさんから、攻撃どうぞ! 命中は2D6+4。
レルド「すー…はっ!」 2D6 → 6 + 4 + (4) = 14 (HP:43 MP:20)
ゼリー×3 (NPC) : 「ゲルッ!」 2D6 → 6 + 1 + (3) = 10
セピア「いけいけー!」 (HP:30 MP:50)
GM : レルドさんの攻撃がヒット! レルドさんの攻撃判定。レルドさんの攻撃力は3D6+3点です。どうぞ。
レルド「ふんっ!(突く)」 3D6 → 5 + 4 + 6 + (3) = 18 (HP:43 MP:20)
ゼリー×3 (NPC) : 「ゲゲルッ!?」 レルドさんの攻撃でゼリー三体が団子三兄弟です! まだ生きてますが。
レックス (NPC) : 「レルドさん、凄い! よし、俺だって! ――はっ!!」 2D6 → 3 + 4 + (4) = 11
ゼリー×3 (NPC)2D6 → 1 + 2 + (3) = 6
セピア「やった♪」 (HP:30 MP:50)
レルド「レックスさんも。」 (HP:43 MP:20)
レックス (NPC) : ダメージ判定! 2D6 → 4 + 1 + (6) = 11
GM : ゼリーは怯え始めたようですが、まだ向かってきますね。次、セピアさんです。
セピア「……はっ!」 (HP:30 MP:50)
セピア3D6 → 3 + 1 + 1 + (2) = 7 (HP:30 MP:50)
GM : セピアさん、出目悪いですね。(笑) また、お二人には「覚醒点」というものがあります。

――「覚醒点」を使う事によって、直前のダイス判定の「振り直し」ができるのです。
(他にも使い道がありますが、それは後程。)
覚醒点は便利ですが、点数が少なく、基本的にはシナリオ中に回復しません。


セピアPL;ではもう一度やります! (HP:30 MP:50)
GM : では、もう一度、命中判定をどうぞ。
セピア「…………(集中)」 3D6 → 6 + 6 + 2 + (2) = 16 (HP:30 MP:50)
レルド「よし! これなら…!」 (HP:43 MP:20)
GM : おお、なんとクリティカルです。サイコロの出目に「6」が二つ以上あると、その判定は「クリティカル」となります。
レルドPL:へ〜、なるほどぉ (HP:43 MP:20)
GM : クリティカルした特典は場合によりますが、この場合は絶対命中、そして、直後のダメージ判定に+1D6。つまり…
GM : セピアさんの本来の攻撃力は「2D6+5」ですが、ダイスを一つ足して「3D6+5」で攻撃できるのです。どうぞ。

――因みに、出目が全て1だった場合は「ファンブル(大失敗)」となります。


セピア「…………ふっふっふ……」(今までの怒り爆発直前) (HP:30 MP:50)
セピア「―――乱れ刃!!!」 3D6 → 2 + 2 + 4 + (5) = 13 (HP:30 MP:50)
セピアPL;って低っ! (HP:30 MP:50)
ゼリー×3 (NPC) : 「ゲルルルルルッ!?」 ゼリー片が飛び散りまくりです!
レルド「やったか?」 (HP:43 MP:20)
セピア「私たちのジャマをした事をあの世で後悔しろ」 (HP:30 MP:50)
セピア(怒りの捨て台詞) (HP:30 MP:50)
GM : 二体沈黙しました。もう一体残ってます。
レルド「…(悪者にみえるのは気のせいか…?)(心の声)」 (HP:43 MP:20)
セピア「おっほっほっほ!」(悪人みたいな高笑い) (HP:30 MP:50)
ゼリー (NPC) : 「げ、ゲルッ!!」 仲間を倒された怒りで、セピアさんに攻撃! 2D6 → 2 + 5 + (3) = 10
GM : セピアさんの回避力は「2D6+3」です。
セピア「むっ」 2D6 → 1 + 6 + (3) = 10 (HP:30 MP:50)
GM : 対応側優先の法則で、セピアさんがゼリーの体当たりを回避しました。
セピア「これはオマケだっ」(ゼリーに蹴りを思いっきり入れる) (HP:30 MP:50)
ゼリー (NPC) : 「ゲルッ…!」 蹴られて、ちょっと離れた所をボールのように跳ねます。
GM : これで恐らくラストターンです。レルドさん、どうぞ。命中判定2D6+4。
セピア「……ふっふっふ」(自信たっぷりの悪い顔) (HP:30 MP:50)
レルド「…行くぞ!」 2D6 → 2 + 3 + (4) = 9 (HP:43 MP:20)
GM : 振り直しますか?(笑)
レルドPL:いえ、しません。(キッパリ) (HP:43 MP:20)

――「振り直し」宣言は、通常、次の判定が行われるまで有効です。
よって、振り直したい場合は、判定後、即座に。が望ましい。


ゼリー (NPC) : では、回避判定。 2D6 → 4 + 2 + (3) = 9
GM : 回避されました。(笑)
セピア「(…ちっ、レルドのへたくそ…)(心の声)」 (HP:30 MP:50)
レルド「くそっ!」 (HP:43 MP:20)
レックス (NPC) : 「最後まで気を抜いちゃだめだ!」 2D6 → 2 + 3 + (4) = 9
ゼリー (NPC)2D6 → 6 + 2 + (3) = 11
レックス (NPC) : 「わわっ(汗)」
セピア「……レックスさん」 (HP:30 MP:50)
GM : 次、セピアさーん。命中3D6+2。
レルド「しぶとい…!」 (HP:43 MP:20)
セピア「…………(集中)」 3D6 → 2 + 1 + 6 + (2) = 11 (HP:30 MP:50)
ゼリー (NPC) : 「ゲルッ」 2D6 → 5 + 1 + (3) = 9
ゼリー (NPC) : 直撃。セピアさん、通常攻撃「2D6+5」。
セピア「さよなら♪」 2D6 → 1 + 2 + (5) = 8 (HP:30 MP:50)
ゼリー (NPC) : 「ゲ……ル……」 ゼリーは倒れました。
セピア「やった♪」(ジャンプ♪) (HP:30 MP:50)
レックス (NPC) : 「やった…」
レルド「……」(レイピアを鞘に戻す) (HP:43 MP:20)
セピアPL;てか自分でやってるんだけど、セピアドス黒っ! (HP:30 MP:50)

――つづく。


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- Modified : J. Kakeya -