† 登場人物紹介 †
【レルド】(男性・17歳前後) PL:瀬田 嵐崎
戦士系能力者で、武器はレイピア。
【セピア】(女性・17歳前後) PL:暗闇
レルドの相棒。召喚術も使えるが、得意武器はナイフ。
【GM=山砂糖】
System : GMさんが入室しました。
System : レルドさんが入室しました。
System : セピアさんが入室しました。
セピア : 2D6 → 2 + 6 = 8
GM : はい、いらっしゃいませ。
レルド : え〜と…
セピア : あ!変なの触っちゃった!
レルド : いじらずに、このまま・・・でいいですよね?
GM : そのダイスシステムを使って、戦闘なんかを行う訳です。
GM : はい。必要な時はこちらから指示しますので。
セピア : では始めましょう♪
GM : では、早速ですがシナリオを開始しますね。
レルド : わかりました〜
GM : まず、お二人は帝国大陸の冒険者です。この度、帝都ウルゴーラに到着した訳ですが。
GM : 路銀が底をついてしまいました。
セピア : ああ〜、所持金がゼロとはね〜
セピア : これからどうするレルド?
レルド : これでも節約してきたつもりなんだけど…
GM : ノリが良くて助かります。(笑) 因みにシーンは酒場って事にしましょう。
GM : 適当に相談してください。頃合を見て、僕がNPCを出しますので。
レルド : あるものでも適当に売る?でも、お金になりそうなものは…
セピア : もう、めんどくさいから盗賊でも襲っちゃおっか♪
セピア : ダメ?
レルド : ダメだよ…セピア…それこそ面倒だと思うよ…
セピア : 大丈夫大丈夫、いざとなったら人質とて逃げればいいし♪
セピア : (本当に腹黒ですw)
レルド : はぁ…いつもこれだ…
レルド : やっぱりセピアには敵わないな…
セピア : む〜〜、いつもって何よ〜……
セピア : 何か言った!?
レルド : なんでもないよ…わかった、いいよ…
セピア : じゃあ、しょうがないから近くの町にでも行って何かしよっか♪
レルド : ああ、わかった。
酒場の店主 (NPC) : 「あんたら、冒険者だね。金に困ってんのかい」と、皿をフキフキしながら。
レルド : まぁ、一応…
セピア : ・・・・・・ (←レルドの隣のカウンターで寝てる)
酒場の店主 (NPC) : 「何なら仕事、やるかい? ウチでも、いくつか斡旋してるのがあるんだが」
レルド : 例えば、どんなものが?(寝てる人無視)
酒場の店主 (NPC) : 「随分、寝付きのいいお嬢ちゃんだな。(笑)」
レルド : まあ、いつものことです。
酒場の店主 (NPC) : 「ああ。『はぐれ討伐』とかどうだ? 他にはな、『はぐれ討伐』と…それと、『はぐれ討伐』って所だ」(笑)
セピア : ・・・・ん〜〜。(寝ぼけて、レルドに足でキック)
レルド : 名称はどれも同じようですが、具体的な内容はどうなんですか?(無視
酒場の店主 (NPC) : 「軍のお手伝いさ。ここの所、軍の仕事が忙しいらしくてな。はぐれ退治に出向く人員が不足してるって話だ」
レルド : そうなんですか…
酒場の店主 (NPC) : 「報酬は3000バーム。やるかい?」
セピア : やる!!
酒場の店主 (NPC) : 「うお、びっくりした!」
セピア : (眼を光らせて、いきなり起きたやつ)
レルド : ……はいはい、わかりました。やらせていただきます…
セピア : で、どんな内容!?(お金以外は聞いてなかったやつ)
レルド : あ〜…それは…かくかくしかじか…(スミマセンスミマセン
セピア : 自分で言うのは変なんですが、主人公振り回されてばっかですねw(汗;
レルド : (いいんじゃないんですか?/笑)
GM : 当人がよければ、それで解決するゲームです。(笑)
セピア : へぇ〜なるほど〜 (レルドから話を聞いたあと)
レルド : で、本当にやるの…?
酒場の店主 (NPC) : 「なら、こっちから連絡しとこう。えーと、なら、この書類にサインしてくれ」と、二人に一枚の用紙を差し出します。
セピア : もちろんやるやる♪ (カキカキ)
レルド : 名前書くだけだよな…レルド、と…
セピア : (勝手に書くやつ)
GM : では、シーン変わります。
レルド : (ところで思ったんですが、僕たちって、酒場にきて、なにも頼んでないんですか?)
セピア : (お金がないからねw)
レルド : (やっぱり)
GM : そうですね。そうした提案に気付いた場合は、話の腰折ってもいいので、どうぞ言ってください。
GM : では、お二人は指示された集合場所にやってきました。
レルド : (じゃ、二人して、「ミルク」頼んだだけだったということで(ぇ
セピア : (わかりました〜w)
セピア : ココで本当にあってるの?
GM : そこに一人の男性が待ち人顔で待っています。帝国軍の軍服着てます。
レルド : あぁ、多分…よく見れば、傭兵っぽいのいるし。
レルド : 多分、あの人だよ。
セピア : ホントだ!
レルド : あの、軍人さん。
レルド : すみません、(声をかける
レックス (NPC) : 「はい?」
セピア : すみませ〜ん、帝国軍の人ですか?
レルド : 軍の方…ですよね?
レックス (NPC) : 「そうですが…。あ! 君たちが、レルドさんとセピアさんかな?」
セピア : そうです♪
レルド : ええ、そうですが…
レルド : (って、他にも参加してると思ったのに、僕たちだけかい!
セピア : あなたは?(名前)
レックス (NPC) : 「俺は帝国陸軍所属のレックスというものです。今回の討伐任務の同伴者を任せられました」
――注:サモンナイト史実では、レックス(アティ)は軍人としての初任務後、すぐに除隊しました。
セピア : レックスさんよろしくお願いしま〜す♪
レルド : ああ、そうですか。今回はよろしくおねがいします。
GM : 時に、お二人歳いくつですか? キャラのですよ。(笑)
レルド : (17歳くらいでお願いします
セピア : (じゃあ私も17ぐらいで
レックス (NPC) : 「よろしく。じゃあ、早速だけど、目的地に向かおう。人々に危害を加える危険のあるはぐれは、一刻も早く鎮圧しなきゃいけないから…」
レルド : お願いします。
セピア : わかりましたw
セピア : ねえねえ、レルド、レックスさんってちょっとカッコよくない♪ (レルドにしか聞こえないような小声)
――むしろ響いてます。(↑セピアさんの発言設定のミス。ホントは文字小さくなるはずでした)
セピア : (すいません!二度も間違いました!)
GM : いえいえ、お気になさらず。今、目的地に向かう道中ですので、雑談あるならどうぞ。
セピア : では、もう一度歩きながら・・・・
レルド : レックスさんって、軍にはいってどれくらいですか?
セピア : ねえねえ、レルド、レックスさんってちょっとカッコよくない♪ (レルドにしか聞こえないような小声)
レルド : …惚れたのか?
セピア : カッコいいけど、なんか頼りなさそ〜
レックス (NPC) : 「ん? ああ…入隊したばっかりだよ」
レルド : ということは…「出世」という言葉はまだ出てこないんですね?
レックス (NPC) : 「出世…とかには、あまり興味ないなぁ…」
レルド : あれ…?ないんですか。
セピア : 何でです?
レックス (NPC) : 「あぁ、あんまり考えてないんだ。そういう事はね」
レルド : あんまり、欲を出さない人っぽいね。(セピアにしか聞こえないていどの小声)
セピア : もしかして、ただ単に臆病とか
レルド : そんな人がはぐれ退治の担当になるか?
レックス (NPC) : 「俺が守りたいものを守れるのは、地位や名声じゃないと思うしさ(ぽつり)」
レルド : え?
GM : と、ここでレックスが足を止めます。目の前には川があります。
セピア : ちょっと綺麗かもー・・・・
レックス (NPC) : 「あれ…。橋がない」
レルド : 橋…? 橋があったんですか?
レックス (NPC) : 「うん。そうなんだけど…この間、ここらへんではぐれ騒動があったみたいだから…その時に壊れたのかもしれない」
セピア : ええぇーーー!じゃあこの川渡るのーー!?
セピア : (濡れるのがイヤなやつ)
GM : 川は随分深いですが、飛び石にできそうな石が、結構、突き出てます。(笑)
レルド : (ていうか都合いいな!)
――この時点で、レルドさんのPLこと嵐崎さんが時間的に限界との告白。
GM : では、とりあえず、今回のラストイベントです。ダイスを使いますね。
レルド : どう使うんですか〜?
セピア : ダイス?
レックス (NPC) : 「この川を遠回りしたらかなり時間ロスだなぁ…。よし…二人とも、ちょっと見てて」
レルド : え?なにするんですか?
GM : 飛び石渡り。難易度は『9』、【敏捷】で三回判定を行います。
GM : レックスは【敏捷】が4なので。「修正値」を「4」に合わせて…サイコロを振る。
レックス (NPC) : 「よっ!」 2D6 → 2 + 6 + (4) = 12
レックス (NPC) : 2D6 → 4 + 3 + (4) = 11
レックス (NPC) : 2D6 → 2 + 3 + (4) = 9
レックス (NPC) : 「っとと…!」 最後、少しふらつきましたが、見事に川を渡りきりました。
――『難易度』以上の目が出れば、その行為は成功となるのです。
こうした行為の成否を決めるダイス判定の事を[行為判定]と言います。
セピア : (私たちもそれを!?)
レックス (NPC) : 「さ、君たちも!(対岸から満面の笑顔)」(笑)
レルド : (敏捷、どれくらいだっけ?(忘れてる)
GM : セピアさんは【敏捷】が3です。レルドさんは5です。各々、修正値のコマンドを数字に合わせて、「サイコロ」をクリックしてください。
セピア : 2D6 → 1 + 3 + (3) = 7
セピア : 2D6 → 4 + 3 + (3) = 10
セピア : 2D6 → 3 + 6 + (3) = 12
セピア : 2D6 → 6 + 3 + (3) = 12
セピア : 2D6 → 3 + 4 + (3) = 10
――ダイス振りすぎです。
GM : この場合、算出された出目を「達成値」と言い、この値が「目標値(難易度)」以上なら成功。以下なら失敗。です。
レルド : 2D6 → 4 + 1 + (5) = 10
セピア : 「とりゃ!」 2D6 → 1 + 1 + (3) = 5
GM : セピアさん、三回でいいです。(笑)
セピア : 2D6 → 5 + 1 + (3) = 9
レルド : 2D6 → 4 + 4 + (5) = 13
レルド : 「はっ!」 2D6 → 2 + 2 + (5) = 9
セピア : はぁ〜、やっとできた〜・・・・(先に着地)
セピア : む〜〜、何でレルドの方が上手いの!
レルド : ん…さあな…
――この時点で、セピアさんが神(GM)の意志を超越しようとしてます。(笑)
こういう場合でも、普通は余分に振ったダイスを無効にしたりするんですが、
今回、その方向でいくと、セピアさんは失敗した事になります。
(最初の判定値が、難易度を下回っていますので。)
けど、そのままだと無情なので、セピアさんに判定のやりなおしを要求。再度、チャンスを与えます。って事です。
それでも「ヒドッ」と言われた始末ですが(笑)、気を取り直して、再判定――
GM : まず、一回目。
セピア : 「とりゃっ!」 2D6 → 1 + 4 + (3) = 8
――セピアさんドボン。しかし、彼女は懸命でした。↓
セピア : 「せいっ!」 2D6 → 2 + 2 + (3) = 7
――更にドボン。(ホントは一回目にミスった時点で、以後の判定は無効ですが。)
GM : セピアさん、川に落ちました。
セピア : 何でこうなるの〜〜・・・・・
レックス (NPC) : 「わっ、た、大変だ!」
――こういう場合、『川に落ちた彼女をどうやって助けるか』も、プレイヤーに選択する権利があります。
GMの能力・趣向にも依存しますが、基本的にはキャラに出来る事なら何でも出来ます。この極めて高い自由度が醍醐味です。
そして、レルドさんはここで、持っていたロープを使っての救出を提案しました。
レルド : すみません、レックスさん、手伝ってくれません?(ロープを荷物から出す)
GM : ロープ使いますか。セピアさん、適当に溺れててください。(笑)
セピア : レルドにこんなとこ見られるの屈辱〜〜・・・・ってふえ!?(足をつる)
セピア : (溺れましたw)
レルド : (じゃ、具体的になにすればいいですか?)
GM : では【器用】…修正値を4に設定して、判定してください。
レルド : 「そらっ!」 2D6 → 2 + 4 + (4) = 10
セピア : (スゴッ!一回で!?)
レックス (NPC) : セピアさんは【敏捷】で判定です。
セピア : (またですか!?山砂糖さんヒドッ!)
セピア : 「うっ」 2D6 → 4 + 5 + (3) = 12
GM : お見事。(笑) では、レルドさんが投げたロープを、セピアさんは瞬時に掴み取ります。
レルド : (それを引っ張るんですか?)
GM : はい、でも、ここで行為判定は要りません。レックスと一緒に引っ張って、セピアさんは無事、川から救出されました。
セピア : レルドにこんなことまで見られるなんて、本当に屈辱だ〜〜!<心の叫び>
レルド : はぁ、はぁ…
セピア : ・・・・・ありがと。<ムスッとしたでレルドに言う>
レルド : …どういたしまして。(息、上げながら
レックス (NPC) : 「ご、ごめんよ。セピアさん。俺のせいで…」
セピア : いえいえ、私の不注意で迷惑かけてすいません!<すぐにいつもの表情に戻して、レックスに言う>
レルド : 気にしなくていいと思いますよ?それに、レックスさんだって、助けてあげたじゃないですか。
GM : 因みに、最後の敏捷判定の数値が低かったら、セピアさんのHPが減るはずでした。
セピア : (山砂糖さんヒド(>_<)/)
GM : 飛び石にミスったのはセピアさんの運じゃありませんかぁ。(笑)
セピア : (うっ………)
――つづく。
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- Modified : J. Kakeya -