夜会話――リンスリンス『翡翠湖』にて (ユウ)


ユウへい ダイスの女神様は  です!
GM : 幸先がよろしいw では、ユウさんの夜会話です。お相手は?
GM : 時間制限までにお答えいただけない場合は自動的に進行します。(笑)
ユウええええw
Systemエディル、召喚!
GM : なお、時間制限とはエディルさんが入場するまで…あ、タイムアーップ。(爆)
エディルユウだけ強制度が高いw
ユウひでえw
GM : では、約束通り、自動的進行で。ユウさんは疲れた体を引きずるように…そう、あの夢の時間を求めて、今宵もまた「ニルベリアの森」――
GM : 「翡翠湖」へ…。
GMユウ「ハァハァハァハァ…」
ユウすでに犯罪者じゃねえかwwww
GM違う、疲れてるだけだGM的にはあくまで(爆)
GM : 月夜を映す翡翠の水面には今日もまた…と思いきや、待ち人(?)は畔にいるようです。
ミント? (NPC) : 「(ユウさんの来訪に肩越しに気付いて、にっこりと微笑む)」 畔に腰を下ろしてます。
ユウ「……こんばんは、何してるの?」警戒しながら。
ミント? (NPC) : 「なにって…」
GM : と、ユウさんの背中をつんつんする指。
リンスリンス (NPC) : 「吸ったら死にそうな男にはアタシ興味ないのよねー。今日は特別よ」 おや、リンスがこっちに?
ユウ「え…?(いつの間に!?)」
エディルおっと?どーなってるのかなぁ?w
リンスリンス (NPC) : 「胸の中にためてるイヤな気持ち吐き出しときなさいよ。そういうのジャマだから。じゃ、そういうことで」
GM : それだけいうと、リンスはヒュウと夜闇に溶け込んでいきました。いつものリンスの変身ではないということでしょうか。では、眼前の彼女は…?
GM : 正体はともかく、ユウさんが感じ取れるのは温かな安心感だけ…。

――めくるめく夢の時間の始まり、始まり。


ユウ「えっと…あれ?あのチビ悪魔はどっか行った…よね?」
ミント? (NPC) : 「?」
ユウ「…(本物、じゃないと思うけど敵でもない…?)」
ミント? (NPC) : 「何か、あった? なんだかとっても、疲れてるみたい」
ユウ「お姉さん、よかったら俺の話聞いてくれるかな?」
ミント? (NPC) : 「うん、いいよ。話して?」
ユウ「俺は…強くなりたいんだ」
ユウ「今回勝てたのは奇跡なんだ」
ユウ「エディルがなんか急に強くなったり、フーリンズがかばってくれなかったら俺達は死んでたと思う…」
ユウ「今のままじゃダメなんだ、もっと強くならないと!」地面を思いっきり殴りつける。
エディル含みのある言い方だなぁ・・・
ミント? (NPC) : 「…ユウくんは、もっと強くなれると思うよ」
ユウ「うん、次までになんとかして強くならないと……皆いなくなる…それは、嫌だ…怖い」その場で座り込んで震えながら。
ミント? (NPC) : 「ユウくん…」 震えるユウさんの手に、掌を重ねて。
ミント? (NPC) : 「そんなことないよ、きっと。ユウくんだけじゃない、ユウくんの仲間も同じ気持ちだと思うから」
ミント? (NPC) : 「もし、今日のことよりも、もっと辛いことがあったら…みんなが、みんなを守ろうとして、強くなると思う」
ミント? (NPC) : 「大丈夫、ユウくんは…独りじゃない」
ユウ「そうだけど、怖いんだ……何もわからないのに…体が震えるんだ…」
ミント? (NPC) : 「それは…わからないから、怖いんじゃないかな? それとも…本当はわかってるから?」
ユウ「本当は…わかってる?……あれは、俺が…した?違う!!皆いなくなったのは…俺が…あ、あああああ!?」
ミント? (NPC) : 「ゆ、ユウくん?!」
ミント? (NPC) : 「落ち着いて…大丈夫だから…!」 重ねていた手を取り上げて、両手で握る。
ユウ「俺はっ約束したんだ!でも…本当は全部が違ってて……皆、いなくなったんだ…」少し落ち着いて頭の中整理。
ユウ「はーっ…はーっ……いきなりごめん、もう大丈夫だから…」静かに涙を流しながら。
ミント? (NPC) : 「…うん…」 動揺が伝染した悲しげな表情。
ユウ「ごめん…ありがと、少しだけど思い出したよ」握られてた手を離して。
リンスリンス (NPC) : 「(今の感じは…)」 ※闇夜に紛れて眺めてた。
リンスリンス (NPC) : 「(久々にいいカモみつけたーって思ってたケド、どうやらやっぱりそんな楽なことばっかりじゃなさそうね…)」
リンスリンス (NPC) : 「(でも、それぐらいじゃないと張り合いなくてつまんないもんねー。味わい甲斐あるわ。その棲みついてるの丸ごとしゃぶりつくしてやるんだから!)」
リンスリンス (NPC) : 「(ま、今日のところはこれ以上遊んでても労力に見合う収穫なさそうだし…。かーえろっと)」 と、指先でくるりと円を掻く。描かれた魔光の軌跡がパンと弾けて。
GM : しゅわー。リンスの魔力が風に溶けていく。
ユウ「…そこだっ!」闇夜に紛れているリンスリンスの頭すれすれにカタナをぶん投げる。
リンスリンス (NPC) : 「ひえっ!?」 すこーん、と、すぐ背後の木の幹に矢のように突き刺さるカタナ。ビィインと振動。
ユウ「あ…ごめん、大丈夫!?」リンスリンスに駆け寄って。
リンスリンス (NPC) : 「な、なによ、人が帰ろうとしてんのにいきなりっ!?」
ユウ「あー当たんなくてよかった…ごめん、これあげるから機嫌直してよ」イチゴキャンディを手渡す。
リンスリンス (NPC) : 「…!」 しゅぱんと掠め取って。「こ、こんなので見逃してもらおうったってそうはいかないんだからねッ!?」 ※ツンデレモード。
リンスリンス (NPC) : 「いつか貪り尽くしてやるんだからっ!」 バサッと悪魔の羽根を展開して、今度こそ闇夜に消えていく。
ユウ「あー…行っちゃったか、懲りない奴だな」
ユウ「話聞いてくれてありがとね。それじゃ、俺はそろそろ帰るよ。」
ユーリック (NPC) : 「……うん…」 ! ?
エディル!?
ユウ「……………え?」ポカーン(

――夢の時間は終わりました。ガラスの靴は忘れないように(ぉ


ユーリック (NPC) : 「……? 今度は、なに…?」
ユウ「なんで……ユーリックがここに?」
ユーリック (NPC) : 「……ぼく、さっきからずっと、いるけど…。ユウ、頭…まだ……ピヨピヨ?」
ユウ「じゃあ、さっきから話してたのって…ユーリック?」
ユーリック (NPC) : 「…? うん…ぼくの他には、だれもいないけど…。…いま、追ってった人とも、話してた…の…?」
ユウ「なるほど…ま、気分は最悪だけど少しだけ思い出せたし…仕方ないか」
ユーリック (NPC) : 「…ユウ疲れてるんだと思うよ…。もう、休んだ方が…」
ユウ「えっと…話聞いてくれてありがとね、ユーリック」
ユウ「うん、そうするよ。おやすみ」
ユーリック (NPC) : 「…おやすみ」
GM : そうして訪れる森の静寂に、ユーリックは独り佇む。
GM : いつになく、物思うその表情。もしかすれば彼は、気付いているのかもしれない…。
GM : その小さな胸に去来するざわめきが、何を意味しているのか…。

――――to be continued――――


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