夜会話――アルマ『中央公園』にて (エディル)


GM : いつものようにやる気満々のエディルさんからです。
エディル毎度の事ながらいつもどこかわざとらしく誇張しないでください
GM : お相手はアルマ。ご希望の場所はえーっと、アルマの寝室でしたっけ?
エディルだ・れ・が!希望したかー!!!?捏造すなー!!!
GM : おお、いかんいかん。(ぉ じゃ、改めて提案聞きましょうか。
エディル・・・そー言われると場所思いつかねぇ(−−;
GM : まあ、場所はどこでもいいか。えーと楽屋裏でなんていったっけ? 適当に押し倒せる場所?(ごしゃめきゃ
ウェルゼイン表ですら好き放題言いくさってw ではではお先に撤収 (HP:0/19 MP:15/23 SP:1/7 BP:30 St:戦闘不能 FP:10)
エディル捏造がひどすぎる・・・!んじゃぁ、とりあえず中央公園で・・・
GM : ふむふむ…(提案された台本を読む)…よしわかった。エディルさんは例の覚醒の邪気眼反動でさすがにまいっているとのことですね。
エディル邪気眼は俺じゃない!ヒトカタのものだ!
GM : 帰路につくも、さすがに足取りが重い、と。そして、中央公園まで何とか辿り着くも…
GM : いよいよ身体も重くなってきた。エディルさんは近くのベンチに全身を預けるのですね。
エディル「はぁ………(さすがにやばい。まだ体が馴染んでないのに無理やり力引き出し過ぎた)
GM : 目の前もぼーっとしてきた。横になった公園の景色が霞む。
GM : あの時、クイーンサックの中(?)でみた女性の姿が、瞼の裏に浮かんでいるような気がする。
エディル(全身の感覚がまだ完全に戻ってない)……さすがに……やばい」
GM : はい、そこで何か一言。
エディル「……母……さん」
GM : どこからともなくハラハラと時期外れの小雪が踊り、積もる静寂。
GM : 画面セピア色に変色。はい、物憂げなエンディングテーマとスタッフロールはいりまーす。

――♪ はーいがふーるー まーちーでぇー(サモンナイト1ED「冒険者のテーマ」)


エディルちょっとまてぇぇ!!!これじゃ死んでる!エディル死んでるから!
GMいい最終回だったw
エディル「……雪?(この時期に雪ねぇ。俺に雪とはちょっとした皮肉だな)
GM : そうして、ふと、気付いた時。エディルさんの傍らには、瞼の裏の女性が。ベンチに腰掛けて、微笑みかけていた…。
GM : が、目を凝らすとそれはエディルさんの見た女性ではなく、アルマでした。
エディル「…………お前。こんなところで何……してんだよ?」
アルマ (NPC) : 「…エディルさんを見てました。…また、こんなところで寝てたから」
GMよおおおし、ごちそうさまっていいたくなったぁあ!
エディル「……外の方が落ち着くんだよ。少し寒いくらいの風に当たるのが俺にはちょうどいいんだ」
アルマ (NPC) : 「じゃあ、私もエディルさんと同じで」 くすっと首肯して、眼差しは夜空を仰ぐ。
アルマ (NPC) : 「今日は――いえ、今日も、ですね。ありがとうございました。本当に…今度ばかりはダメかと思っちゃったけど」
アルマ (NPC) : 「やっぱりエディルさんに助けてもらっちゃいました」
エディル「気にするな。たいした事じゃない……っと言いたいが、さすがに今回はかなり厳しかった」
エディル「封印無理やり破って無理やり力出したくせにギリギリ生き残るのが精一杯じゃな……」
エディル「まったく……情けねぇ限りだ」
アルマ (NPC) : 「本当に…。エディルさんこれまでで一番凄かったです。でも――そう…」 表情に陰り。
アルマ (NPC) : 「封印…? なんですか、ううん、やっぱりそれだけ無理なことを…?」
エディル「確かに無理っちゃ無理だが、言うほどでもない。いつの日か俺自身が手にする力を前借してるにすぎねぇ」
エディル「元々……俺の身に余りすぎるような力だからな」
アルマ (NPC) : 「いつの日か手にするはずの…身に余る力…ですか」
エディル「そうだ。身に余る……あまり過ぎる力だ。俺という存在を簡単に飲み込めるくらいの……な
アルマ (NPC) : 「少し…少しだけわかります。私も、本当は…お父さんとお母さんが生きてたら…秘伝の、強い召喚獣を家名と一緒に受け継ぐはずでしたから」
アルマ (NPC) : 「私なんかじゃ絶対に無理だって思ってたら、結局、帝王蜂の事件でお父さん達は死んじゃって…召喚獣も受け継げなくなって」
アルマ (NPC) : 「本当はホッとしてたんです。あんな怖い召喚獣を扱わなきゃいけないなんて嫌で…。でも、今は…少し違います」
エディル「…………」
アルマ (NPC) : 「ひょっとしたら…エディルさんの傍でなら、ちゃんと使えたかもしれない。みんなのこと守る力になれたかもしれない…私も…」
エディル「そんなもしもの話をしたって何にもならねぇよ。お前はお前が今できる事をやればいいんだ」
アルマ (NPC) : 「今、やれることを、か…」
エディル「そうだ。ちなみに今は『早く帰れ』だ……風引くぞ」
アルマ (NPC) : 「はい…でも、その前にもう一つ」
アルマ (NPC) : 「私、これからしばらくエルゥさんの傍にいようと思うんです。彼女の選んだ道が、彼女にとって幸せなのかどうか…知りたくて」
エディル「あいつ……か」
アルマ (NPC) : 「あのエルゥさんのことを見てると、なんだかとても大切なことが見つかる気がします。だから…」
エディル「大切なものか……」
アルマ (NPC) : 「よくわからないんですけど、それが見つかったら…何か、できると思うんです。だから、その時はまた…お話聞いてください」
エディル「あぁ。解った」
アルマ (NPC) : えっと、あんまり時間にだらしないのも冒険者としてアレなので…じゃあ…お祭りまでに。一緒祭の時までに、見つけますから」
アルマ (NPC) : 「だから、お祭りの日…よければ、一緒に…」
エディル「…………解った。どうせ……暇だろうしな」

( ゜3゜)ひゅーひゅーひゅーひゅーひゅー


GM : はーい、カメラさんパンアップ(角度持ち上げること)ー! 画面夜空で爽やかなEDテーマ!
GM : というわけで、エディルさんのラストへの伏線完成である。

――――to be continued――――


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